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おいらがこのところずっと騒いでいた地底文化フォーラムに行ってきたよ。 空は快晴。またとない天気に恵まれたのだけど、、、フォーラムは地下だし関係ないかな。 上の写真が地下への入り口っす。ここから地下60メートルの地底に下りていくのですな。 地下に降りていく階段からなにやら聞こえてくる、、、 そして調圧水槽に着くとその絶景の見晴らしの中に4人のフルート演奏者がいることに気付く。地底でフルートの演奏とは面白い。フルートの音が調圧水槽全体に響き渡っていたよ。 そうそう写真の奥の方に見えるのが今回のステージ。 おっかさん、あそこに見えるのが真剣10代しゃべり場だよ(違) ってことで遠くから見えたステージは真剣10代しゃべり場ではなく、地底文化フォーラムなのでした。 写真に写っているのは今回の司会山名清隆氏。氏はこれまでに大型の地下イベントを7本手がけているという地底プロデューサー。普段はイベントはプロデュースするけどあまり表には出てこない。今回こういった司会をするのは12年ぶりだそうだ。でも、フォーラム中そのブランクを感じさせることは一切なかったよ。仕切り上手です。 で、出演者の皆様。 ゲストは左からエヴァンゲリオンやキューティーハニーの監督を務めた庵野 秀明氏。地下室一筋30年地下室大好きという東方 洋雄氏。首都圏外郭放水路建造の陣頭をとっていたという宮尾 博一氏。地下写真集「JAPAN UNDER GROUND」のカメラマン内山英明氏ら4名。 フォーラムの流れは、プレゼンがあってそれに対しゲストがコメントするって感じ。 このG-CANSプロジェクトは市民と国で作っていく企画なので、写真の「のび太の冒険に見る地底の存在意義」っていう、いわゆるドラえもんの地下について語った”柔らかい”プレゼンから、 役人さんが国として地下(大深度)をどう見ているのかを語る”硬い”プレゼンとか、 全6組いろいろと工夫されたプレゼンが用意されていたよ。 あちきとしては、プレゼンよりもプレゼン後に何度かあった内山さんの話が生々しくて興味深かったなぁ。一番印象的なのは内山さんが語っていた「無駄な物をそぎ落とした美」。やっぱり建築物は機能美がかかせないよなぁとか思った(ちなみに廃墟はそれが段々とカオスになっていく感じが面白いのだとあきちは思う)。その他にも150箇所の地下に潜っていると言うだけあって地下での感覚が研ぎ澄まされていて聞く言葉のどれもうなずけたよ。またその言葉が実体験に基づく言葉だから聞いていておもしろい。そしてその結果が「JAPAN UNDER GROUND」なんだろうなぁと改めて感じたっす。 それから実際に外郭放水路を作った(作っている)職人さんや働いている人達の紹介もあったよ。 そう忘れちゃならないのが、今回のイベントの目的のひとつに「外郭放水路に関わった人たちの自信と誇りを回復する」ってのがあったんですよ。 この外郭放水路は着工から10年くらい経っているから、その間にものすごく多くの人が工事に携わっている。中には地方に帰ってしまった人とかもいるわけです。 その人たちに全国ネットを使って「あなたたちの外郭放水路はこんなに立派になりました」ってのをご報告。えぇ今回の取材はNHKはもとより何社かの民放、遠くは海外のBBCなんかも取材に来ていたらしいよ。実際当日午後9時のNHKニュースで放送されたとのこと。 外郭放水路に入った人なら誰しも感じることだけど、地下に作られたこの圧倒的な空間はすごいよ。これを人の手で作ったってことは頭ではわかるけど「でもどうやって?」って思うに違いない。いやぁ多くの職人さんたちの仕事の積み重ねでできたんだよなぁ、いい仕事してます。ホントにすごいの一言です。こんなに面白いものを作ってくれてありがとう。いや違った、人々の役に立つものを作ってくれてありがとう。 さてさてプレゼンも終わり、フォーラムも終盤に近づくと山名氏が「目を閉じてみましょう」と提案。そして調圧水槽は暗転。地下60メートルの真っ暗闇。しばらく目をつぶっていると突然の雷の音とともにコンクリートの柱に龍のマークが出現。そう首都圏外郭放水路はその地下に伸びた水路を龍になぞっているのだ。 そして龍を眺めつつゲストの退場でフォーラムは幕を閉じたのでした。 それにしても調圧水槽の柱をスクリーンにするというのはおもしろい演出だ。(真っ暗な調圧水槽の中で59本全ての柱にプロジェクターで映像を投射したら面白そうだね。例えば1949~2004年まで59年の映像を1年ずつ編集して柱に投影し、人はその中を歩いて時間を旅するみたいな企画もできるかなぁと) [感想] こんなに広大な地下空間で開かれるフォーラムなんて他にないんじゃないかな? そういう意味ではとても貴重な体験だったし面白かった。 ただフォーラムの内容自体はちょっと数を詰め込み過ぎたかなぁという感想。 ひとつひとつのプレゼンに時間の余裕がなく、またそのプレゼンについて話し合う時間も少なかったから。ちょっと巻き巻きで残念な感じだった。 あぁ、あと調圧水槽の気温は14度とのことだけど、歩いている時は気にならないけど一点でじっとしているととても寒いこともわかったよ。ってホントしょうもない感想だなぁ我ながら。 あとねフォーラムの内容とは直接関係ないけど地下に入る前に配られたちゃんこはとてもおいしかったよ。ご馳走様でした! ってなことでフォーラムは昨日で終わってしまったけど、首都圏外郭放水路自体の見学はまだあと数年続けられるみたいだから興味を持った人はどんどん行ってみるといいよ。 絶対いい体験になるから。 首都圏外郭放水路関連の記事 ・首都圏外郭放水路に行ってきた(前編) ・首都圏外郭放水路に行ってきた(後編) ・G-CANS PROJECTの取材に同行してきた。 ・地底文化フォーラムの会議に行ってきた。 ・首都圏外郭放水路(調圧水槽)のこと 首都圏外郭放水路自体については↑のリンクをみてくだせい。 首都圏外郭放水路の見学 問合せ先:彩流館 http://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/topics/index.html 住所:春日部市樋籠字柳原997 連絡:048-763-4416 月曜休み
by open_eye
| 2004-11-22 10:46
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