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今回は今は使われなくなった駅。廃駅を見学したよ。 それもそんじょそこらの廃駅ではなく、東京のど真ん中しかも地下。 そう幻とまで言われている「新橋駅の旧ホーム」だ。えぇ決して「橋新(はししん)」ではないです。 では最初に、なぜこの新橋駅の旧ホームが幻になってしまったのかを簡単に書こう。 まず地下鉄新橋駅は、二つの会社によって2つ作られていたんよ。 最初に新橋駅を作ったのは東京地下鉄道(日本に初めて地下鉄を引いた会社)。1934年6月21日のこと。浅草-新橋間の終点駅として作られたんだってさ。 次は1939年1月15日に東京高速鉄道が渋谷-新橋間の終点駅として作た。 なぜ東京高速鉄道は東京地下鉄道の数年後に駅を作ったにも関わらずわざわざ駅を分けたのか? それはちょいとドロドロとしたオトナの事情ってもんで、東京地下鉄道が東京高速鉄道の乗り入れを受け入れなかったことが原因とのこと。 結局は東京高速鉄道の社長五島 慶太が東京地下鉄道の株を大量に買い占めて一件落着。1939年9月16日に東京地下鉄道の新橋駅を本線の駅として使うことにして、現在の銀座線と同じ渋谷-浅草間の直通運転が始まったんだってさ。 東京高速鉄道の新橋駅が駅として使われたのは1939年の1月から9月までのたった8ヶ月間。それ以来東京高速鉄道の新橋駅は鉄道史の表舞台から姿をけし、今は電車の車庫として使われているとのこと。だから、この駅は幻のホームと呼ばれているのよん。 この東京高速鉄道の新橋駅のホームの長さは60~70メートルくらい。今の地下鉄のホームの半分程度とのこと。 ちなみに、今現在この駅のホームには新橋駅で働いている駅員さんの会議室や仮眠室が建てられていて、元々のホームよりかなり狭くなっています。 写真左側に会議室、右側に仮眠室があります。 この線路の先を見ていると実際に銀座線を走っている電車が見れるよ。 どうせだから動いてる電車が近くまできたら面白かったんだけどなぁ。 また、上の2,3枚目の写真を見て完成後70年近く経つのに綺麗だなぁと思った人はいるなか? 実はこの新橋駅旧ホームは1997年12月に一般の見学会にあわせ大掃除されたみたいなんよ。たぶんペンキの塗りなおしや大幅な修復工事なんかもされたんじゃないかな? 廃駅といえど、現役の車庫として使われているし、大幅な改築が施されているし、絶えず人(駅員さんの会議室&仮眠室がある)が入っているしで、今現在は見てもあまり廃駅っぽい感じはしないよ。というか表舞台から消えただけで、色々な用途で現役バリバリに使われている駅さ。 極度の鉄道ファンならともかく、「廃」好きはわざわざ見にこなくてもいい物件だと思う。 ちなみに今回の見学はあちきが企画したものではないのでなんとも言えないけど、この廃駅を見学するには強力なコネか強烈な理由が必要っぽいです。申し込みをされる方は十分注意しよう。 (あちきも自分の団体で見学しようと、広報の人に掛け合ったららきっぱり断られちった。。。) ※とあるサイトで「線路を歩いてでも侵入したい」って書いてあったのだけど、銀座線は線路付近にある電線から電気を拾っているので、もしそれに触れてしまったら即死します。お気をつけください。また上にも書きましたがわざわざ見に行くようなところではないですよ。ましてや危険をおかしてまで見る価値はまるでありません。下にリンクしてあるTOKYO VRさんのとこに新橋駅旧ホームのVRがあります。どうぞそれをご覧ください。 ↓に旧ホームのQuickTimeVRがあります。 TOKYO VR -新橋駅旧ホーム 参考リンク ・東京メトロ:新橋駅 ・Wikipedia:新橋駅 ・Wikipedia:東京地下鉄道株式会社 ・Wikipedia:東京高速鉄道 ・Wikipedia:五島 慶太 ・地下鉄博物館/東京地下鉄と創設者早川徳次 おまけ:昔の新橋駅画像 昔の新橋駅の画像があったので貼っておくよ。 たぶんこれができた当時の写真だと思うのだけど、元々壁は煉瓦だったようだ。 貼られているポスターもなんとも味がある。 新橋駅がこの状態で残っていればと、なんとも悔やまれるわけですよ。
by open_eye
| 2004-11-30 01:10
| 史跡
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