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少し前(2008年8月2日)のことになるけど、川崎の首都高大師ジャンクションの工事現場で1250tクレーン(TEREX-DEMAG CC8800)を見てきたよ! →地図(Googleマップ) 当日、あちきは君津で行われている新日鐵の一般公開に寝坊して行きそびれ、自宅で泣き濡れていると、首都高の職員Tさんから、「今日の11時に大師ジャンクションで国内最大級のクレーン車1250tクレーンが大活躍するよ!見にくれば」って誘っていただいたのですな。 「川崎とおいー 猛烈にとおいー(下道で4時間)」と悶えつつも、最終的には1250tクレーンってどんなんなのよ?と好奇心が勝り、車を走らせ行ってきたわけです(首都高使ったら1時間半で着いたよ!)。 現場に着いたのは午後10時半。午後11時から翌日午前5時まで首都高横羽線の上下線ともに全面通行止めになり、その間に桁の架設工事が行われるということだった。 現場付近をうろちょろしていると、工事のおじさんが、「あっち行けば見やすいよ」とアドバイスをしてくれたので、忠告通りそちらに行ってみると、深夜にも関わらず、重機好きな「大きいお友達」がたくさん。 たぶん地元民であろうパジャマを着て手ぶらで工事現場を見つめるおっちゃんやら、クソ暑い中、男女で寄り添いながらクレーンを眺める重機アベックやら、高そうなレンズを嵌めた一眼レフと三脚を持って、椅子に座って待機している本気な人まで、総勢20人くらいの人がいた(ピーク時は40人くらいいたかも)。 で、みんなの視線の先を見ると... イターーー!! 1250tクレーンいたーー 丸見えですよ丸見え! でけーーー (この写真では大きさがわかりづらいけど、クレーンの操作する場所がすでに高速道路の桁の高さくらいあるのはわかると思う) クレーンのお姿を見た瞬間に、あちきのボルテージは頂点に達しずっと凝視していたら、情報を教えてくれた首都高の職員Tさんがどこからともなく歩いてきた。Tさんも来ていることは全くの予想外だったので、クレーンにゾッコンLOVEな恥ずかしい所を見られてしまった。 照れ隠しに「なーんだTさんも今日来てたんですか〜 先に言ってくださいよー」みたいな会話をしていたら、せっかくなんでってことで、プレス扱いで現場の中に入れてもらえることになった(いちおう、土木系雑誌2冊の記者&カメラマンなので)。 これはラッキーだ。土木系雑誌に関わっていて初めての幸運かも? ヘルメットを被り、ギンギラ光る反射帯を装着して、いざ現場へ。 すでに出来上がっている桁をくぐると、そこには、その日かけるための桁が宙ぶらりんに吊られていたよ。桁の長さは45m。重さは195t。 195t? あれ? 195tの物を吊るのになんで1250tクレーンが必要なわけ?そう思った人はいないかな? いや、あちきは最初そう思ったんだけど、聞く所によると、1250tというのは、アームを一番縮めた時に吊れる重さであって、アームを一番伸ばした時(96m時)に吊れる重さは295tなんだそうだ。 桁自体は195tだけど、それを吊るワイヤーやら留め具やらで、今回吊る重さは260tくらいになっていたそうで、キャパシティ的には1250tクレーンをもってしてもちょうどいいくらいなんだってさ。 まぁそんな光景を、口をあんぐり開けながら眺めていると、Tさんが「次は高速の上に行くよ」と。 えっ?もしかして首都高の上を歩けるんですか? 首都高といったら日本一交通量の多い高速道路だ。作り途中ならまだしも、現役で使用中の首都高の上を歩けるなんて!これまたビックリだ。 大師出口から逆流するように徒歩で本道まで来た。 大師料金所には職員のおじさんはまだ残っていたものの、一般の車は一台もいない。 こんな光景初めてだ。 料金所をくぐると... 桁の架設工事がすでに始まっていたよ。 写真下のほうにいるのが工事関係者やら報道関係者とか。フジテレビなんかも来てたみたい。 ちなみに人は桁より20mくらい手前にいる。遠近感が狂うほど、今回架設する桁は巨大なわけだ。 手際良くクレーンを操作して桁を架設しているところ。 写真をクリックしてもらえれば、連結部分がアップで見れるので、スケール感を感じてもらえるかもしれない。 大まかな連結はクレーンでやってしまったのだけど、ビス止めやら、仮設足場の処理など、細かいことは人の手で行っていたよ。 ゴンドラで作業している人を見つめる職員さんたち。 作業状況を他の作業員に伝えたり、おかしな所がないか等を確認しているのだろう。 職員さんたちの後ろにはひたすら無人の高速道路が続いている。 そうそう、高速道路の上から、クレーンを眺めてみたよ。 クレーンの大きさに比べると人がおもちゃのようだね。 でもって、1250tクレーンを使ってのおおまかな架設工事は午前0時半くらいに終わってしまったので、地上に戻る事に。 (ちなみに、せっかく午前5時まで通行止めにしたので、標識の架け替えやら、街路灯の補修やら、いつもならできない工事も一緒にやっていました) 地上では最前列のかぶりつきでビデオを撮っている人もいたよ。 この日は基本的に自動車は通行止めになっていたので、結構自由な位置に陣取れたのです。 ちなみに、この現場にいたどなたかがYouTubeに動画をアップしているよ。 TEREX-DEMAG CC8800 これを見ると、クレーンがどういうふうに動いているのかわかりやすい。 クレーンのアップ。写真をクリックしてもらうと、パノラマ画像で見れるよ。 DEMAG CC8800と書かれている車はクレーンが倒れないための重し部分。 このクレーンに関して詳しいことは公式サイトを見て欲しい。 でもって、クレーンの工事は午前1時ちょっとには終わってしまったので、あちきはしばらく川崎の工場群を見に行く事に。 そして、朝4時半。工場群にお別れを告げ、再び大師ジャンクションの工事現場へ。 この写真もクリックしてもらえば拡大します。 明るくなって見え方の違ったクレーンもまたいい。 クレーンをしばらく見ていると、クレーンの前に作業をしていた方たちが集まってきて、みんなで記念撮影を始めたよ。 わー、言ってくれれば三脚使ってちゃんとした記念写真撮ったのに!!とか思ってしまったのはちょっとだけナイショっす。唐突な記念撮影に、あちきは慌てて撮ったもんだから写真がブレちまいましたよ。 しかし、こうして「イナバ物置」ばりに人が乗ってみると改めて大きさがよくわかるね〜 いやー 作業されていた皆様本当にお疲れさまでした。 事故も起きず、時間内に無事工事も終了して本当に良かった。 1250tクレーン車はこれでお役御免。今はもう解体されて違う現場に行っているかな? 大師ジャンクションは今回の桁架設工事以外にもいろいろ興味深い工事をやっているようなので、今後も機会があったら見学してレポートを書くよ。 ■関連リンク 工事概要 | スイスイ川崎!プロジェクト http://www.suisui-k.jp/syutoko/construction/index.html
by open_eye
| 2008-08-11 15:36
| 土木関連
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